【数学のお話し】完全数

皆さんは完全数という言葉を聞いたことがあるでしょうか

なんか響きがかっこいいですよね笑 

男の子の心をくすぐる何かがあると思います。

というわけで今回は完全数について説明して行きたいと思います。

完全数とは

そもそも完全数とは、自分自身を除く正の約数の和に等しくなる自然数のことであるとされており、

6 ,28 ,496 などが例に挙げられます。

このまんまだとわかりにくいと思うので簡単に解説して行きます。

では約数の簡単な確認からいきましょう。

約数とはその数字を割り切れる数字の集まりのことです。

このことについては過去の高度合成数の記事にまとめてありますのでそちらをみていただけると幸いです。

例えば、8の約数は{1,2,4,8}の4つです。

完全数は自分自身の数字を除いた約数の和とありますので、8の場合は8を除いた

1,2,4の3つの和ということになるので1+2+4=7となり完全数ではありません。

一方6の約数は{1,2,3,6}となっていますので、6を除いた3つの数字の和は

1+2+3=6となるので完全数というわけですね

28や496も同様に計算すると完全数ということがわかるかと思います。

とりわけ6という数字は高度合成数でもあれば完全数でもあり、ましてや金本知憲の背番号でもある

とてもすごい数字ということがここで分かりますよね。

完全数という名前は三平方の定理でも有名なピタゴラスが”万物は数なり”と考えたことに由来するのですが、そこに完全数(英語でperfect number)とするあたりセンスが光っていますよね

(ライターは完全数と名付けたことがピタゴラス最大の功績だと思っています)

また完全数には倍積完全数、ハイパー完全数、超完全数というものもあるので、

数学用語の中で一番男心をくすぐるものになっているのではないでしょうか笑

そちらの方も機会があれば記事にしてみたいと思います。

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